もくじ
解答解説
問題
(1)
(2)
(1)(2)ともに存在証明の問題です.
存在証明の手法といえば,5つ押さえておくんでしたね.
- 具体的に要素を挙げる
- 中間値の定理
- 平均値の定理
- 部屋割り論法
- 背理法
→「任意の要素について〜ではない」を条件にしてみる
忘れていた人は下を参照してください.
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「存在」命題の証明法5パターン
short summary! 存在命題の証明は5手覚える. 1具体的に要素を挙げる 2中間値の定理 3平均値の定理 4部屋割り論法 5背理法 はじめに 存在命題は,名前の通り「存在」に関するもので,全 ...
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答えから述べると,(1)では「部屋割り論法」を用います.「剰余」「距離」が部屋割り論法では頻出なのでした.
当然,「背理法」で矛盾を示しても構いません.
全ての差が
本問も,
(2)は難問です.(1)が誘導になっていることを存分に意識してもなお難しいと言えます.
(1)を利用しようと思えば,小数(
整数条件を直接利用するというのではなく,小数ありきで整数部分を考えるという流れなのでアプローチしづらいですね.
解答
(1)
閉区間
に分ける。このとき,
のうち少なくとも
となる。よって題意は示せた。
(2)
正の無理数
について考える。ただし,実数
であるから,これら
をみたす。また,
よって,
となって,題意をみたす整数