はじめに
一般的な関数の増加・減少をテーマにした問題.
横浜国立大学はちょうどいい難易度の問題が多い印象です.
今回の問題は,難易度Bです.
ますプラの問題演習では,独自でつけた難易度でタグ付け,さらに東大と京大は別でタグ付けをしてあります.見直す際に利用してください.
難易度は以下のようにざっくりと3つに分けています.
- S:特別な知識や熟考が必要なもの(入試では解けなくても問題なし!)
- A:難問(解けるとアドバンテージ)
- B:典型問題(解けなければディスアドバンテージ)
これは主観的な評価で,大まかな分類だと思っておいてくださいね.
もくじ
今回の問題
問題
$x>0$で定義された関数
\[f(x)=\Big(1+\frac{a}{x}\Big)\Big(1+\frac{1}{x}\Big)^x\]
を考える.ただし,$a$は定数である.次の問いに答えよ.
(1) $a=0$のとき,$f(x)$は増加関数であることを示せ.
(2) $\displaystyle a\geqq\frac{1}{2}$のとき,$f(x)$は減少関数であることを示せ.
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