short summary!
互いに素は否定と肯定の定義を軸に考えよう!
→「互いに素」の解説
はじめに
今回は「互いに素」がテーマとなる問題の演習を積んでいきましょう.
別の記事(下にリンクあり)で「互いに素」について定義からしっかりと解説しているので,学習してから本記事を見てください.
もくじ
問題
問題1
問題2
(1)
(2)
互いに素の記事で書いたまとめを下に記しておきます.
- 「肯定」最大公約数が
である
利用: について整理( の形)
証明:最大公約数をおいて,それが であることを示す - 「否定」共通素因数を持たない
利用:両辺を でくくり出す( の形)
証明:共通素因数をおいて,矛盾することを示す
では解説に入りましょう.
解説編:問題1
まず,有理数は
さて,代入すると
このままだと整数という強い条件が活かせていないので,分母を払います.
ここから
中2項は
この式から
ちなみに
という式からは,
高次方程式を因数定理から解く場合,解を予想しますね.
その時に最高次係数と定数項に着目したはずです.
今回は最高次係数が
一般化したものは有理数の記事(click!)で同じように証明しています.非常に大事な証明方法ですので覚えてしまいましょう.
解答:問題1
分母を払って整理すると
であるが,
よって有理数解
解説編:問題2
次は互いに素の証明です.
最大公約数をおいて
どちらか選べと言われれば後者だけで構いません.
前者では解けない問題があるためです.
さらに,今回は
(1)です.
一次の連立方程式ですから,
です.この式から
こう考えると,別に共通素因数でなくても良さそうです.
互いに素な二数の最大公約数は
(2)はどうでしょうか.(1)のように
ここで素因数をおくことの強みが出てきます.
よって
共通素因数をおく→互いに素に矛盾させる
という流れが多いので覚えておいてください.
ほぼ上のままですが一応まとめておきます.
解答:問題2
(1)
よって,
背理法より
(2)
背理法より
まとめ
演習メインの今回でしたが
有理数解の候補
互いに素の証明
いずれも超頻出の範囲です.暗記してしまうくらいで良いと思います.